皆既月食の撮影 [2015年4月4日皆既日食]
星空を撮影するのはむずかしいです。
それなりの機材がなければ、
肉眼で見たときの感動を捉えるのもむずかしい。
いや、それ以上に、肉眼では見えない星を写真に収めるなんて
技術もなければムリ。
でも、月はデカイですから。
目で見た感動をそのまま、というのは難しくても、皆既月食の記録とか、
記憶に残すためのものってことなら十分スマホでも撮影できます。
スマホで皆既月食を撮ってみよう
まず、スマホで撮るのがむずかしい理由は
露出やシャッター速度が自由に設定できないことです。
でも、これを逆手に取るのです。
露出やシャッター速度をうまく“誘導”して、
月の明るさに対応させれば良いのです。
たとえばiPhoneのiOS7の場合。
明るい場所を背景に画面を長押しして「AF/AEロック」すると、
「あまり光を取り入れなくてもよい」モードをキープできます。
この状態で月に向けてシャッターを押すと、
明るくつぶれずに撮影できます。
高機能のカメラアプリを使うなどの方法もあります。
皆既月食を大きく写すには、
アダプタ付きの双眼鏡や専用レンズを使うといった方法がありますが、
露出をうまく調整できればサイズはそれほど気にならないかもしれません。
あとは手ブレ。
携帯用の三脚とかスタンドがあれば、問題は解決!
三脚は大げさ!っと思うなら、こういう普段使いができるものも流用できます。
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デジタルカメラで皆既月食を撮ってみよう
コンパクトデジカメで撮影するときは、
ついオート設定でパシャッとやりがちです。
ここは、フラッシュ禁止にして夜景モードや
マニュアルモードに設定しましょう。
マニュアルモードにしてシャッター速度を速く設定すると
月の明るさを抑えることができます。
皆既中の暗い月は、長めの露出で撮影します。
オートモードしかない機種の場合は、
手前に明るい風景、例えば街の明かりを入れて自動的に露出を短くすると、
きれいな皆既月食ショットが撮れるかもしれません。
望遠レンズや望遠鏡を取り付けて皆既月食を大きく写すなら、
デジタル一眼レフやミラーレスカメラを三脚に載せて撮りましょう。
機材がなくても何とかなる!
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とにかく、月や月食をきれいに撮影するコツは、
露出やシャッター速度などを調整して、取り入れる月の光の量を上手に抑えることです。
部分食の時は、どうしてもコントラストがむずかしいので明るくつぶれやすいのです。
あまり光を取り入れないように気をつけましょう。
反対に、皆既食の時は暗すぎてうまく写らないので、
たくさん光を取り入れるようにしてください。
それだけ気をつければ、スマホでもきれいな皆既月食の写真が撮影できるでしょう。
ぜひ挑戦してみてください。